コールセンターの仕事中、同僚が興味深い問い合わせを受けた。

「三回目の接種が行われると思うのだけど、接種券は、いつ送られてくるんですか?」

同僚は、落ち着いて問い合わせに対応した。

「まだ、なにも決まっておらず、私共にはなにも知らされておりません。つきましては、お伝えできることはなにもありません。これ以上は、自治体に直接お問い合わせください。」

かけてきたのは、高齢者だろうか?早い方は、四月に二回接種を終えている。

テレビなどのメディアでは、時間の経過とともに、ワクチンでできた抗体が減少していくこと、また、いよいよ分科会の尾身さんまでもが、ブースター接種の効果を認めるような発言をしだしたし、政府も本格的に実行を視野に入れた発言をしている。そのため、早くも気にする方が増えているかもしれない。

ちなみにWHOは推奨していない。日本政府は、今までWHOの言うことには、比較的従っているような気がするけど、今回はどうなのだろう。

ちなみに、僕の担当自治体では、一回目の接種率は七割を超え、二回目の接種もほぼ六割だ。数字的には、三回目を意識してもおかしくないところまで来ている。

 

こんな問い合わせもあった。

「一か月前に、外国から帰ってきた。駐在中に、日本では承認されていないワクチンを二回済ませてきたが、これから国内でワクチンを受けられるか?」

受けた人は落ち着いていた。

「まずは、自治体のコールセンターでなく、厚労省のコールセンターや役所の担当部署、あるいは医師にお尋ねください。とりあえず、日本では混合接種の受付は許可されていないので、こちらでお受けすることはできません。」

どこの国で、どのメーカーのワクチンを接種したかまでは、分からなかった。想像はつくが、ここには書かないでおこう。

この方は、自身の健康を気にされて、きちんと電話してきた。だが、もし外国帰りの人がなにも言わなかったら、僕らコールセンタースタッフも自治体も、現地でワクチンを接種したかどうかはわからない。

外国で暮らしていた人は、帰国して住み始めた自治体で住民票を持てば、接種券を発行することができる。つまり、帰国してから、どこにも相談せずに、国を跨いで混合接種をしている人がいる可能性は、あり得る。ちょっと怖いなと思った。

 

接種が進んでいく中で、コールセンターレベルに、これまでない問い合わせやが増えてきた。

コロナでも、ワクチンでも、だまだ分かっていないことはたくさんある。でも、今現在分かっている中で、ワクチンが正しく受けたいものだ。

 

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