「サル痘ワクチンの予約を、このコールセンターで扱うことが決定しました。」

と、コールセンター内でアナウンスされたところで、夢から覚めた。頭の中には、スタッフの「えー!!」という悲鳴に近い驚きの声がまだ残っている。リアルだった。忙しいと、ろくな夢を見ないもんだ。

 

驚異的な増加を見せるコロナ感染者数。おかげで、ワクチンコールセンターの予約電話は、常に大忙し。自治体の広報やホームページでワクチン予約枠の公開時期が告知されるが、それに合わせて問い合わせの嵐。いや、大嵐だ。山ほどある枠が半日ちょっとで埋まる。

後々、スケジュールの都合をつけてくれた医療機関が、数十の枠を追加で開けてくれることもあるが、百匹のピラニアがいる池に金魚を三匹投げ込むようなもので、あっと言う間になくなる。

後は、ひたすら、「すいません。なくなりました。次の公開日は・・・」の繰り返し。その後、電話は鳴り続けるものの、日を追うごとに次の公開日までは減少が続く。

そして、再び公開日に核爆発が起きる。ここ二週間、その繰り返しだ。

 

コロナ関係で今、一番忙しいのは、抗原検査キットの無料配布のコールセンターらしい。最近、問い合わせ数が急増どころか赤丸急上昇のようで、一般市民から「連絡先を教えてください」という問い合わせが、なぜかワクチンコールセンターにかかってくる。ネット環境がない年配層の人たちが、いろいろなところに電話をかけて、つながるところで問い合わせているようだ。

教えて差し上げたら、十分後くらいに「話し中でずっとつながりません。どうすればいですかね?」というう問い合わせが来たとスタッフから聞いて笑ってしまった。そこまではちょっとね・・・。

その他にも、以前ならなかった、ワクチンとは直接関係ない問い合わせがたくさん発生しているため、昨日は、慌てて問い合わせリストを作成して配布した。昨日は、そのリストが大活躍。

方針上、いかなる質問にも、「それは、こちらでは取り扱っておりません」という一刀両断の門前払い対応をしていない当コールセンターは、コロナに関して言えば、なんでも相談センターになりつつある。

それと同時に、今度の月曜日は新規枠の公開日だから、嵐どころか大型台風がやってきそうな恐怖感だ。

くわばらくわばら。

 

と思っていたら、友人から来たメッセージが思い出した。百人規模の職場で十人がコロナ感染でお休みで、しかもノンクラスターで全員バラバラ感染。また恐ろしい報告を・・・。というか、ブログのネタを提供してくれたのだろうか?だとしたらここに載せねばということで載せました。

 

あ、Yahoo!ニュースでは、第七波が収まったらコロナの二類相当の扱いを見直しに着手する方針を政府が固めたと出ている。いいっすねえ。

 

感染者が増えている時は、ニュースも現場もなにもかも忙しいわ。
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