この前のN美物語㉟で、ある旅行会社で「優秀添乗員」(実際は別の呼称)が廃止になった話を書きました。その際、顔見知りの読者から、「今後は、添乗員アンケートの書き方を考える。新人で頑張ってるからと言って、甘やかさない。」との意見をいただきました。
いや、そうじゃないんです。そういう問題ではないのです。
どんなに要領が悪くても、汗を飛び散らして頑張ってる若手を見て、それを良いと思ったら、良い評価をあげてください。若手がそれで高評価を得ることは、良いことだと思います。優等生的な言い方をすれば、「一生懸命やれば誠意は伝わる」ということを、そこで学べます。みなさんのそういった温かさ、親心が添乗員を育てるのです。僕もずいぶん育てられました。
この前の日記で書いたのは、「優秀添乗員の称号の根拠」としてはどうだったのかな、ということです。
正直、僕自身はいい思いをしていたから、なくなったのは残念なんですけどね(笑)
そういうわけで、これからも若手をかわいがり、僕のようなおじさん添乗員もご贔屓ください。